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佐世保市歯科保健事業

基本計画
[平成12年度〜平成21年度]

第二次実施計画
[平成15年度〜平成17年度]

平成15年4月

佐世保市歯科保健推進協議会


〈妊産婦期〉基本計画

 現   状

 妊婦歯科健診受診状況

◆保健所内での「母子健康手帳交付」時に個別に妊娠性歯肉炎予防を中心とした健康教育を歯科衛生士により実施している。

◆母親学級(初産婦)で歯科衛生士による講話を実施している

◆H14年度現在、1歳6か月児健診時に妊娠中の歯科健診状況の聞き取り調査をおこなった結果より、市内歯科医院で妊婦歯科健診を受けた者は29.4%であった。(H14.10月末現在)

 

目 標

○おいしく、楽しく食事をすることができる
○歯科疾患が原因で生活に支障をきたすことにならない

 

条件と
優先順位

1 妊娠性歯肉炎予防
2 う蝕予防

目標値

 

 

2001年

 

2005年

 

2010年

妊婦歯科健診の受診率を増やす

(29.4%)

(50%)

(80%)

 

 

妊産婦期 佐世保市歯科保健実施計画

第1次計画 (平成12年度〜平成14年度)状況

現   状

目標設定

施策の方向性

具体的方法

平成14年度現在までの経過状況(施策の実施)

・妊婦相談(母子健康手帳交付時の保健指導)

・母親学級

実態調査結果から目標設定をおこなう

・相談事業、健康教育

・妊婦相談、母親学級

●母親手帳交付時および母親学級での健康教育

・実態の把握 ・実態調査(母親学級参加者)
●歯科保健に関するアンケート調査現在分析中
・目標値設定 ○現在分析中
・最新情報の提供 ・健康教育専門家養成(衛生士の国立公衆衛生院研修派遣) ●H12年10月〜11月歯科衛生士国立公衆衛生院派遣実施
・啓発 ・啓発パンフレット作成 ●母子健康手帳交付時と母親学級でお母さんのしおりやテキストに歯科の記載
・母子健康手帳内容検討 ●H15年配布の別冊差込原稿作成中(歯科受診の時期に対する質問が大半)
・妊産婦健診の必要性の検討 ・健診状況と妊産婦歯科保健実態の把握 ○現在分析中
・産婦人科との連携 ・産婦人科との連携 ●H14年までに県事業(ハッピーベビーシステム)として産婦人科での歯科健康教育実施

第2次計画 (平成15年度〜平成17年度)

現   状

目標設定

施策の方向性

具体的方法

実施具体策

H15

H16

H17

・妊婦相談(母子健康手帳交付時の保健指導)

 

・母親学級

妊産婦歯科健診の受診率の向上

・相談事業、健康教育の充実

・健康教育講習会

●妊婦相談、母親学級での健康教育強化(ハッピーベビーシステムの内容を導入)

・啓発パンフレットの作成および改訂

○啓発パンフレット内容の見直し(歯質強化のための栄養指導を重点に)

・母子手帳添付資料改訂

●別冊母子健康手帳に歯科のページを挿入(内容の見直し)

・妊産婦歯科検診の受診率の実態把握

・妊婦歯科健診の実態調査

●1.6歳児健診時に妊娠中の歯科健診受診率の把握
 (健診受診率の向上を図る)

・産婦人科との連携

・産婦人科会との協力

○産婦人科会にて歯科受診勧奨依頼

・最新情報の提供

・専門知識の導入

○講習会、勉強会への歯科衛生士派遣


〈乳幼児期(0〜3歳)〉基本計画

 現   状

 歯科教育児相談・歯科健診結果年推移

◆H10年10月より事業開始された10か月歯科育児相談事業の受診率は、毎年6割以上の受診率を得ている

◆10か月児での保護者による歯の手入れ状況は、実施している者が若干増加してきているが、まだ約50%弱である。

◆1歳6か月児のむし歯を持つ者の割合および1人平均むし歯数は、若干ではあるが年次を追って減少傾向である。

◆3歳児のむし歯を持つ者の割合および1人平均むし歯数は有病者率が平成9年から13年において13.1%の減、むし歯数は0.72本の減である。 基本計画策定時であるH10年でのH6年〜H10年までの5年間比較より有病者4.7%、むし歯数0.2本の減となり年次推移で見ても減少傾向をたどっている。

●10か月歯科育児相談事業(%)

 

H11年

H12年

H13年

受診率

68.0

67.3

65.0

歯の手入れ状況(実施者)

43.00

47.50

49.20

●佐世保市のむし歯を持つ者の割合(%)

 

H9年

H10年

H11年

H12年

H13年

1歳6か月児健診

5.19

4.70

3.86

3.16

2.92

3歳児健診

54.10

53.20

48.29

46.99

41.00

●佐世保市の1人平均のむし歯数(本)

 

H9年

10年

H11年

H12年

H13年

1歳6か月児健診

0.15

0.14

0.12

0.09

0.09

3歳児健診

2.52

2.50

2.22

2.06

1.80

 

目 標

○歯や口腔の機能に問題がなく、お口の中がさわやかで
 笑顔がすてきな子供たちを増やす

 

条件と
優先順位

1 乳歯う蝕予防
2 正しい食生活習慣の確立
3 摂食嚥下機能の育成
4 乳歯う蝕重症化予防

目標値

<1歳6か月児>

2001年

 

2005年

 

2010年

・むし歯を持つ者の割合 

(2.92%)

(2.40%)

(3.17%)

(1.87%)

2001年

 

2005年

 

 

2010年

・一人平均のむし歯数 

(0.09本)

(0.05本)

(0.1本)

(0.01本)

<3歳児>

2001年

 

2005年

 

2010年

・むし歯を持つ者の割合 

(41.00%)

(30.20%)

(21.99%)

2001年

 

2005年

 

2010年

・一人平均のむし歯数 

(1.8本)

(1.04本)

(0.44本)

 

 

乳幼児期(0〜3歳) 佐世保市歯科保健実施計画

第1次計画 (平成12年度〜平成14年度)状況

現   状

目標設定

施策の方向性

具体的方法

平成14年度現在までの経過状況(施策の実施)

・10か月児歯科育児相談

・1歳6か月児健診

・3歳児健診

健診、健康教育の継続と充実

・相談事業、健康教育の充実

・調査内容提示(パネル)

●各健診時に展示実施

・普及啓発パンフレット

●10か月児歯科育児相談、1歳6か月児健診、3歳児健診でフッ素についてのチラシ配布

・健康教育 ●H14〜親子のつどい(市内の子育てサークルの交流会)での健康教育
●H11年〜食生活改善推進員講習会養成講座にて実施
・実態の把握 ・10か月歯科育児相談事業のための実態調査 ●H12年〜1歳6か月児健診歯科問診として実施
・歯科健診 ○1歳6か月児健診、3歳児健診結果分析中
・摂食嚥下機能実態調査 ●10か月、1歳6か月児健診、3歳児健診で調査(3歳児対象はH13年度県実施)
・生活習慣実態調査 ●歯の健康づくり生活習慣調査(県事業)
・最新情報の提供 ・健康教育専門家養成(衛生士の国立公衆衛生院研修派遣) ●H12年10月〜11月歯科衛生士国立公衆衛生院派遣実施

第2次計画 (平成15年度〜平成17年度)

現   状

目標設定

施策の方向性

具体的方法

実施具体策

H15

H16

H17

・10か月児歯科育児相談

・1歳6か月児健診

・3歳児健診

3歳児健診でむし歯を持つ子供の割合を減らす

・相談事業、健康教育の充実

・子育てサークル、保育園や幼稚園との連携

○園歯科マニュアルの配布

   

●子育てサークルでの健康教育

●保育園、幼稚園スタッフへの健康教育

○在宅親子おやつ教室
・摂食嚥下機能実態調査 ・摂食嚥下機能実態調査継続 ●1.6歳児実態調査継続

○3歳児実態調査開始
・摂食嚥下機能、「噛むこと」の普及啓発 ○普及啓発方法検討

・健診

・健診の継続、充実 ●10か月児歯科育児相談●1歳6か月児健診●3歳児健診

・虫歯を減らすための方策 ・2歳児での対応検討 ●1.6歳児フォロー事業

○2歳児での対応検討

・方策 ○10ヶ月歯科育児相談でのフッ化物の応用促進

○フッ素塗布協力医、洗口剤販売薬局の広報

・最新情報の提供

・専門知識の導入

○講習会、勉強会への歯科衛生士派遣


〈幼児期(4〜5歳)〉基本計画

 現   状

 歯科健診結果年次推移

◆佐世保市内保育所幼稚園における園歯科健診でのむし歯を持つ者の割合および1人平均むし歯数は、若干ずつではあるが減少傾向である。

◆参考資料:文部省「平成11年学校保健統計調査」結果
<5歳児>むし歯を持つ者の割合:幼稚園児(67.04%)

◆保育所幼稚園における佐世保市内のフッ素洗口実施施設は保育所10施設、幼稚園10施設の総数20施設(実施人数1,769名)である。

●佐世保市の保育所幼稚園健診結果(%)

◇むし歯を持つ者の割合(%)

 

H9年

H10年

H11年

H12年

H13年

4歳児

68.90

66.00

64.80

60.59

56.45

5歳児

77.90

75.70

75.50

73.75

67.05

◇1人平均むし歯数(本)

 

H9年

H10年

H11年

H12年

H13年

4歳児

3.92

3.73

3.65

3.36

2.97

5歳児

4.94

4.79

4.53

4.41

4.03

 

目 標

○歯や口腔の機能に問題がなく、お口の中がさわやかで
 笑顔がすてきな子供たちを増やす

 

条件と
優先順位

1 6歳臼歯のう蝕予防
2 乳歯う蝕重症化予防
3 食生活習慣の確立
4 摂食嚥下機能の育成

目標値

<4歳児>

2001年

 

2005年

 

2010年

・むし歯を持つ者の割合 

(56.45%)

(48.00%)

(50.00%)

(40.00%)

2001年

 

2005年

 

 

2010年

・一人平均のむし歯数 

(2.97本)

(2.00本)

(1.00本)

<5歳児>

2001年

 

2005年

 

2010年

・むし歯を持つ者の割合 

(67.05%)

(58.00%)

(60.00%)

(50.00%)

2001年

 

2005年

 

 

2010年

・一人平均のむし歯数 

(4.03本)

(2.5本)

(3.00本)

(2.00本)

<4〜5歳>

○市内保育所・幼稚園のフッ素洗口実施割合

2001年

 

2005年

 

2010年

 

(27.0%)

(50.0%)

(100%)

 

 

幼児期(4〜5歳) 佐世保市歯科保健実施計画

第1次計画 (平成12年度〜平成14年度)状況

現   状

目標設定

施策の方向性

具体的方法

平成14年度現在までの経過状況(施策の実施)

・保育園、幼稚園での歯科健診

健診、健康教育の継続と充実

・啓発

・普及パンフレット(6歳臼歯対策等) ●H12年10月から開始(毎年就学時健診の際に配布)
・相談事業、健康教育の充実 ・健康教育講演会 ●幼稚園、保育園スタッフへの研修会(H11年度・H13年度実施)
●H14年〜親子のつどい(市内子育てサークルの交流会)での健康教育
●佐世保市内調理師研修会での歯科講話
・最新情報の提供 ・健康教育専門家養成(衛生士の国立公衆衛生院研修派遣) ●H12年10月〜11月歯科衛生士国立公衆衛生院派遣実施
・実態の把握 ・健診結果分析 ○現在分析中
・食生活習慣、摂食機能調査 ●H12年3月:佐世保市保育所入所児の噛む実態調査(佐世保市歯科医師会・市保育士会)
・生活習慣実態調査 ●歯の健康づくり生活習慣調査(県事業)

第2次計画 (平成15年度〜平成17年度)

現   状

目標設定

施策の方向性

具体的方法

実施具体策

H15

H16

H17

・保育園、幼稚園での歯科健診

5歳児健診でむし歯を持つ子供の割合を減らす

・相談事業、健康教育の充実

・啓発パンフレット、マニュアル(継続)

●普及パンフレット(6歳臼歯対策等)

○保育園、幼稚園でのむし歯予防パンフレットの配布(H15年1回、H16年以降年2回)

○園歯科マニュアルの配布    

・健康教育講習会

●子育てサークルでの健康教育

●保育園、幼稚園スタッフへの健康教育

●佐世保市内調理師研修会での歯科講話

○佐世保市まちづくり出前講座での親子ムシ歯予防教室
○在宅親子おやつ教室

・啓発活動の評価

○園歯科マニュアル配布前後の実践評価(よい歯の優秀園表彰調査票で評価)

   

・虫歯を減らすための方策

・方策

○フッ素塗布協力医、洗口剤販売薬局の広報

○園でのフッ化物応用の促進検討

・最新情報の提供

・専門知識の導入

○講習会、勉強会への歯科衛生士派遣

 

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佐世保市歯科保健事業 基本計画(平成12年度〜平成21年度) 実施計画(平成15年度〜平成17年度)

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